こんにちは、えびかにです。
皆さんは下着を付けずにジーンズを履いた事があるだろうか?
私は海水浴で着替えを持って行くのを忘れて履いた事があり、何か不安で落ち着かなく、心細くなった覚えがある。しかし海外では下着を着けずに履くのも普通だと風のうわさで聞き、頭をハンマーでぶん殴られた様なカルチャーショックを受けた。
そんな遠い記憶を思い出しながら、今私は広島市安佐北区にある柳瀬キャンプ場に来ている。
最初に断っておくが、パンツは履いている。
休日出勤の振替を平日に頂いたのだが、先日購入した「斧」
Hultafors(ハルタホース) スカウト 840025 H006SV
をどうしても使いたく、初のソロデイキャンプを強行したのだ。
写真には写ってないがこの寒い時期の平日なのに私の他に四人ぐらい奇人先客がいた。
ここは太田川に隣接する林間サイトで無料で利用出来るのだが管理人がいない為、あちこちで炭の山が見受けられる。ぱっと見ただけでグリルが二台捨てられていた。
ここは昔からよく来る場所で春は桜が咲き、夏は川で泳いでBBQをしたりと家から遠いのを除けば場所としてはお気に入りの所だ。
しかし、残念な点が2つある。炊事場がこれ一つしかない為、人が多いとなかなか洗い物が出来ない。
もう一つの残念ポイントはトイレである。汲み取り式で掃除もあまりされていない様で、尋常じゃないくらい汚い。10点満点で言えば、-2点だ。
今日は焚き火をする為に来たので、サクっとスタンバイ。1人だと荷物も少なく早い。
さて、今日の目的である薪割りと焚き火セットだが、皆さんお気づきだろうか?
なんと今日は
火起こし器はおろか、着火剤もチャッカマンも無い事に!
いや、これもうパンツ履いてないのと一緒ですよ。不安で落ち着かなく、心細くてしょうがありません。
使うか使わないかは別にして、持っていると持っていないでは精神的不安がこんなにも違うとは思わなかった。
何度も頭の中でシミュレーションをしながら大丈夫だと自分に言い聞かす。
今日はいつになく薪が一回り大きく見えるがここで怯むわけにはいかない。
Hultafors(ハルタホース) スカウト 840025 H006SV¥7,800(税抜)
にかかればこんな物は赤子の手をひねるような物だ。
エイヤッ!とぉっ!
パッカーン!
この通り。流石私の
Hultafors(ハルタホース) スカウト 840025 H006SV¥7,800(税抜)品番:AV00240000だ。
www.ebikani.co
さて、ここからが問題である。
まずは火種となる麻の糸をほぐした。
もじゃもじゃであればある程良い。
そこに松ぼっくりやフェザースティックもどきと一緒にもじゃもじゃ投入。
そこへ目がけてファイアースターターで火花を散らすと奇跡的に見事一擦りで
着火成功!
ここですかさず火種に向かって、自作のファイアーブラスターで命を吹き込む!!!
ふうっ・・ふうっっ・・ふううううぅっぅぅぅうぅっつっっっ!!!
必死の形相で口をキッスの形にして吹き込むも、この火種は成長する事なく鎮火。
恐らく着火した事に興奮して写真を撮ったりしていたのでバチがあたったのだ。
後は消えそうな火種に焦り、ファイアーブラスターで止めをさしたのだと思う。使うタイミングは今ではなかったのだ。
だって最後は風で消えたもん。
ファイアーブラスターの記事はこちら
www.ebikani.co
この火種が消えてしまった事により、パンツを履いてない事(チャッカマンを持ってない事)に不安を覚え、急に心細くなってきた。
しかし、やらなければ今日の昼メシは抜きになってしまう!
再度木の皮や反則技スレスレの割り箸フェザースティックを追加。
そして今度は見事着火した火から大きく育てる事に成功し、安定した炎になり、とりあえず一安心だ。
そして今日のお楽しみはこちらの食材だ。
まずは豪州産の牛ステーキ(200g)をスキレットで豪快に焼こうと思ったが、大きすぎて入らなかったので半分に切って塩コショウとたっぷりのニンニクを投入。
そして飯盒に鳥釜飯の素を入れ、2合炊いた。
お焦げもバッチリ!炊き加減も程よい。今までは炭で炊いていたりしたが、やはり焚火で炊く方が上手く炊けるような気がする。
そして札幌とんこつ醤油ラーメンも作り、中に餃子をトッピング。ヨメが見ていたらこのメニューは食べすぎだという事で途中で間違いなく止められる。気が付けば
釜めしも2合を完食!
この時点で時計は13時前を差していた。
今日は一人でゆっくり楽しむ為に少年を保育園に放り込んできたので17時までに迎えに行かないといけないので遅くとも15時にはここを出なければならない。
一時間程度で家には着くと思うのだが、帰りの道中に安佐南区にあるパワーズの前通らないと家にたどり着けない為、あそこで小一時間つかまるのも想定の範囲に入れている。
その後ゆっくりと二時間程焚火を楽しみ、帰路に着いた。
え?パワーズ?
心配しなくても、もちろん寄りましたよ。
今日は初めてのソロ出撃で薪割りからの火起こしが大成功となった。
この感じは生まれて初めて一人で映画館に行った時のような感覚とよく似ていた。
本人にしか分からないが、大事を成し遂げた優越感というか、大人の階段を一段飛ばしで一気に駆け上がった気がするというか・・なんとも言い難い充実感に包まれた。
これでもう履歴書の趣味の欄に
キャンプです!
と胸を張って書けるくらいにはなったと思うので次の課題としてはフェザースティックをもっと上手に作れるように練習をしようと思った。
以上、えびかにでした。
www.hiroshima-kankou.com
コメント