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【神石高原ティアガルテン】鯉のぼりって何歳まであげるのだろうか。2021/5/1~3

こんにちは、えびかにです。

去年のG.Wに、憎きコロナウィルスのせいで泣く泣くキャンセルとなった神石高原ティアガルテン。

今年もなんとかGWキャンプの予約を勝ち取る事が出来ました。

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キャンプ前日

今回の予約争奪戦は去年のリベンジとばかりに仕事を休んで朝9時から電話をかけ続けた甲斐もあり、今年はG.Wで一番多いであろう5月1~3日を勝ち取る事に成功。

しかし、ウキウキワクワクドキドキハラハラしながら指折り数えて迎えた前日に確認した天気予報は、無慈悲にも雨予報であった。

かろうじて最終日は晴れだった為、乾燥撤収が出来ると判断し、前日に準備をしていたその時だ。

ガッシャーン!

大きな音がした方を振り向いた私は信じられない、いや、信じたくないと言った方が正しい光景が目の前に広がっていた。

 

突然吹いた突風が固定していなかった廊下のドアを思いっきり閉めたようで、その衝撃でガラスが粉々になったのである。

しかし、こんなにラッキーな事はない。

なぜなら先程まで

GWのキャンプは二泊三日の内、二日は雨だ。最悪だ。。

と思っていた所へ、もっと最悪な事が起こったのだ。

※最悪(最も悪い状態である事。また、そのさま)

これにより最も悪い状態はガラスが大破した事であり、先程まで最悪だと思っていた雨キャンプは繰り上げされて最も悪い状態ではなくなったのである。

ツイている。

こんなにラッキーな事はがこれまでの人生であっただろうか。

 

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一日目

6時に目が覚めた私は、なぜか涙で濡れていた枕をそっと裏返してリビングへと向かった。

昨日、最も悪い事が起こったお陰か、天気は回復へ向かい朝から良い天気だ。

絶好のキャンプ日和に気を良くした私は、朝ごはんもソコソコに、車に荷物を積み始めた。

 

今年に入り、雨で外出できない事が多かったので、ヒマを持て余した私は、シエンタの荷室に棚を作ってグレードアップしていた。

これによりキレイに荷物を積めるようになったので、シエンタで積載問題に陥っている方はオススメである。

 

出発

いつも到着時間が大幅に遅れる理由の大半は、途中で買い出しをする事による物だという事に、三年目にしてやっと気がついた私は、前日に全ての買い物を済ませておくという秘策をひらめき、予定通り11時にキャンプ場へと到着する事に成功した。

天才だね!

前回の連休の時は12:30にはすでに20組程並んでいたので、今回は早めの12:00に一番乗りで並ぶ事にした。

 

待ちぼうけ

受付の前で一人で待ち続ける事30分。

周りを通り過ぎる人たちの見世物になる事30分。

12:30を過ぎているのに一向に後ろに人が並ぶ気配がない。

ヒマだ・・

ヒマなのも去ることながら、誰1人並ばない所にたった1人で並んでいるのが、すこぶる恥ずかしい。

時折、キャンプとは関係なしに受付に来る人に

『並んでますか?』

と聞かれ

あ、受付で並んでいる訳ではないのでどうぞ。

といったやりとりを定期的にやらなければいけないのが、更に恥ずかしい。

なるべく人と目を合わさないようにうつむいて、ただひたすら時間が過ぎ去るのを待つ。

もう今日は誰もこないのではなかろうかと思い始めた頃にやっと後ろに人の列ができ始め、最終的には無事に20組程度の並びとなった。

 

設営

今回は(も)一番平地が多くて広々しているBサイトに設営。

雨は時折パラつくものの、設営に影響する程ではないのが幸いだ。

今日は弟家族と母も合わせて合計8人の大所帯なので、ColemanのタフスクリーンツールームハウスとDODのキノコテントを設営し、リビングはチーズタープMを張って雨に備える事に。

強風の中で子供達に荷物運びを手伝ってもらいながら設営を終えて、今日から3日間過ごす、共同リビングの二世帯住宅(トイレ風呂なし)は完成した。

わが家の少年と弟の娘の年長二人組が仲良くテントの中で遊んでいる中、小学3年生の野球好きな弟の息子は、小雨の降る中、打撃でもなく、守備でもなく、盗塁の練習を1人でもくもくとやっている。

我々のような凡人には理解しがたい楽しさがソコにあるに違いない。

あの日の約束

無事にテント設営が終わったのも束の間、私にはまだやらなければいけない事があった。

あれはちょうど1年前。

冷蔵庫から出した3本目のビールで勢いがついた私が、調子にのって、つい口を滑らせてしまった時の事だ。

よーし!今度のGWキャンプは鯉のぼりでもあげるか!

少年
少年

やったー!パパ、約束だよ!!

しかし、コロナが猛威を震った事により、結局行けなかったGWの後、ネチネチと言われ続けたあの約束を、今やっと果たす時が来たのだ。

大喜びしている少年をみながら、いつまで喜んでくれるのだろうかという思いと、二十歳とかまで喜んでいたらそれはそれでヤベーな…という思い、色んな思いが頭をよぎる。

晩ごはん

テント二つとタープを設営し、少し遊んでいると、あっという間に夕方になったので、今夜のメインデイッシュである、BBQを始める事にした。

大人数になるとなかなか凝った料理ができない為、GW恒例となった弟夫婦とのキャンプでは定番となりつつある。

 

5月ではあるが日中との寒暖差が激しく、気温は5℃(体感温度)。

幸いにも、ちょうど雨が止んでいた為、焚火を始めると、引き寄せられるように全員集まり、にぎやかな夜は更けて行った。

子供達は普段20:00には布団へ入るのだが、キャンプの時は特別に21:00まで起きている事を許されている。

いつもより遅くまで起きていられる特別感と、普段は味わえない夜に外にいるという非日常に子供達のワクワクがこっちまで伝わってくる。

そんな特別な時間はあっという間に過ぎ、はみがきを終わらせた子供とヨメ達はタフスクリーン2ルームハウスで電気毛布、母と弟と私の3人はキノコテントで寝る事になり、図らずも何十年ぶりかの親子水入らずで、川の字になって就寝する事になった。

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二日目

6時に目を覚ますと、まだ辺りは薄暗く人の気配はない。

絶対にキャンプの朝日を拝みたい私と、絶対に寝袋から出たくない私の壮絶な闘いは、後者の圧勝に終わり、テントからノソノソと出てきたのは7時過ぎであった。

 

しかし、このキャンプ場のBサイトからは木が多く、残念ながら朝日も夕日も良いロケーションで見る事ができない。

開けた場所まで歩いていけばみられるのかもしれないが、テントと朝日を同時に見たい私にとって、このキャンプ場の唯一ともいえる残念な点である。

 

朝ごはん

今日は朝からダッチオーブンでパンを焼く為に、昨日の夜に発酵させていたパン生地を子供達に成型してもらう。

普段から保育園で作っているどろ団子の腕前を惜しみなく発揮して、小麦粉の塊をこねる少年。

その腕前はこちら。

ご覧のとおりの神業である。

その小麦粉のバトンを受け取った私は、ダッチオーブンでパンを焼いた所、不覚にも真っ黒に焦がしてしまったが、失敗はキャンプの思い出だと、どこかの誰かが言っていた様な気がする。

 

宝探し

朝ごはんを食べた後は、楽しみにしていた宝探しゲーム。

時折パラつく雨の中、かっぱを着て一生懸命なぞを解いているその真剣な眼差しは、毎週日曜日の朝9:30からやっているゼンカイジャーを見ている時に勝るとも劣らない。

宝探しは子供達が広場で遊んでいる内に宝箱を先に見つけてしまうので、初日にやるのがオススメ!

 

昼食

宝探しを終えて、芝生広場で思いっきり遊んだ後は、昼ごはんの準備を始めた。

今日の昼食は簡単にできる鮭のスープパスタ

通常、パスタといえば大量の煮汁が出てしまい、キャンプでは嫌われる料理No1と言っても過言ではないメニュー(過言)だが、このスープパスタであれば牛乳でゆがく為、スープの最後の1滴まで飲み干す事が出来る。(体には悪そう)

 

とよまつ紙ヒコーキタワー

お腹がいっぱいになった所で、午後からはとよまつ紙ヒコーキタワーへと向かった。

ここも3回目ともなると手慣れたもので、みんなでテキパキとヒコーキを折ると、エレベーターで最上階へ。

この日は曇ってはいたが、風が強く、飛行機を飛ばすにはもってこいの天候。

遥か遠くまで飛んで行った少年の紙ヒコーキは、森の中に吸い込まれて見えなくなり、子供達は大興奮だ。(私含む)

晩ごはん

キャンプ場へと戻って来た後は、弟夫婦に子供たちの世話を頼み、夜の晩酌に備えて鮭とチーズの燻製を作る事に。

 

 

今夜の晩御飯はヨメがコトコト煮込んでくれたカレーライス。

カレーはお湯で洗わないとなかなか落ちないので、紙皿を使うとそのまま捨てられるので◎

 

晩ごはんを食べた後は、お楽しみの花火を飽きる程やって、子供達は大満足。

神石高原ティアガルテンは手持ち花火だったら、サイトでやってもOKだよ。

満天の星空

みんなが寝静まった後は、一人で星空撮影に没頭しようとしていたのだが、この日は気温が2℃(体感温度)ぐらいまで下がり、薄着で来ていた私はものの一時間たらずで、テントに潜り込む事になった。

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三日目 

目が覚めたのは朝6時だった。

まだ、肌寒い中で1人で焚火に火をつけ、コーヒーを入れる。

最終日は天気予報通り、朝から晴れていた。

今日は乾燥撤収が出来そうだが、テント2つとTCタープがあるので撤収にかなりの時間が掛かりそうだ。

となるとこの日で唯一ゆっくりと出来るであろう貴重な時間に、小鳥のさえずりをBGMに楽しんでいると、テントの中から賑やかな声が聞こえて来た。

 朝ごはん

厚切りハムと書かれていたのに、それほど厚くないハムにがっかりしながら、朝ごはんの準備を始めた。

普段はスキレットで焼くハムも、8人分となれば結構な時間がかかるので、エンボス鉄板で一人黙々と焼いていく。

その間も時折現れては、パンチやキックを繰り出したり、くすぐってきたりと邪魔ばかりする子供たちをヒラリとかわしながら、なんとか朝ごはんが出来上がった頃にはすでに7:30であった。

 

地獄の撤収作業

と、まあ今回のお話はここまでです。

朝ごはんを食べた後にみっちり3時間半かけて、テント2つとタープ1つを片付けるという地獄の撤収作業が始まった為、写真を撮る余裕などなく、これといったドラマもありませんでした。

やはり、全てわが家のギアを使い、8人分のキャンプ 道具を撤収するというのはかなり大変な作業ですね。

2年前も同じメンバーでやったのですが、その時はレンタルを使用し、キャンプギアもまだまだ少なかった為、そこまで大変ではありませんでしたが、次に大人数でキャンプをする時はレンタルも検討してみようと思いました。

以上、えびかにでした。

コメント

  1. まさノリノリ より:

    地獄の撤収作業お疲れ様です!
    でも心地よい疲れですよね?きっと。
    賑やかで楽しいキャンプに行けた証拠ですもんね!(//><)ウラヤマッ
    お泊まりキャンプどころか、天候を危惧してデイキャンプ止まりだったわが家とは大違い・・・(T_T)
    それにしてもティアガルテン、かなりお気に入りのキャンプ場になったようですね!
    私ももう一度行ってみたい!

    • えびかに えびかに より:

      いやー、本当に撤収が疲れましたが、楽しかったです!
      天候がもっと良ければよかったんですが、チーズタープが大活躍でした☺️
      ティアガルテンはヨメが大のお気に入りで、だいたい連泊だとここに行きたいといいます❗

  2. ゆうにん より:

    こんばんはです!

    一族でのGWキャンプ。楽しそうですね~!
    風は強くなかったですか?

    3世代キャンプは私の夢でもあります。
    ガラス大破事件も後々良い思い出になることでしょう(笑)
    地獄の撤収は弟さんがキャンプ道具を充実させれば解決しますね。

    息子さんの泥団子。
    サラサラの砂を振りかけるのは基本中の基本ですが
    それを我が家では「さら粉」と言い、
    いかにきめ細やかなさら粉を手に入れられるかを競っています!

    そんなどうでも良い話は置いておいて
    兎にも角にもナイスキャンプです!(^^)!

    • えびかに えびかに より:

      風は時折強くなったりしましたが、まだまだ大丈夫な範囲でした☺️
      弟がテントでも自分で出来るようなやなればいいんですけど、早めに沼に沈めなければいけませんね(笑)

      さら粉!わが家の少年もそう呼んでいました!全国共通?広島だけ?

      話は変りますが、小板まきばの里に行かれたんですね!あそこは管理人さんが、めちゃくちゃいい人ですよね♪続きを楽しみにしています