標高700mにある避暑地、神石高原ティアガルテンのキャンプレポ後編です!
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2日目
今日も朝から良い天気だ。
今回は 二泊三日なので、時間に余裕がある為、朝から飯盒でご飯を炊く。
おかずは鮭とウインナー それに目玉焼き。
これが三年ぶりに実家に泊った日の朝ごはんであったならば「どういう事か説明してもらおう。」と母親に詰め寄るところだが、ここはキャンプ場。
全ての食べ物がごちそうとなる。
朝食後にゆっくりコーヒーを飲みたい所だったのだが、子供たちに引きずられるように大人たちは全員広場へと連れていかれた。
まずはバネの付いた遊具に跨り、みんなでビヨンビヨン。
誰も求めていない情報だとは思うが、一応解説すると左から、牛→熊→うさぎ→馬→あひるの順番だ。
広場には思わず入りたくなる小屋があったり、
思わず乗りたくなるトラクター等どこに行っても子供たちは興味津々。
この日はかなり暑かったのでカフェでおやつタイム。
最近少年はキャンプが好きなのではなくて、キャンプに行けば好きな物を自由に食べられるからなのではないかと思い出したが、あながち間違っていないような気がする。
右手にアイス、左手にスムージーと夢のようなひとときを過ごした少年の顔はどこか誇らしげでもあった。
昼ご飯はスーパーで買った名城食品の瓦そば。
山口県の郷土料理なのでこの名城食品の瓦そばは、中四国、九州地方でしか販売していないそうだ。
鬼ウマなので是非とも 一度は食べていただきたい。
とよまつ紙ヒコーキタワー
友人の村長一家は今日で帰ってしまう為、昼ご飯を食べた後はチェックアウトを済ませ、車でおよそ15分の場所にある高さ26mのとよまつ紙ヒコーキタワーへ寄って帰ることに。
ここは地上15mの位置にある展望台から、土に還る素材の紙を使って作った紙飛行機を飛ばすことができる。
地上15mから飛ばす紙飛行機が森に吸い込まれていく姿にはちょっとした感動すら味わえる。
しかし入り口付近には、森に吸い込まれなかった紙飛行機の残骸が散らばっていて、見た目はあまりキレイではない。
受付で大人300円、小学生以下は100円でエコ用紙5枚がもらえる。
折り紙ヒコーキの本も沢山あり、クレヨンで自分だけのオリジナルひこうきを作る事が出来る。
全く知らなかったのだが、紙ヒコーキにも実は沢山の折り方があり、ちょっと説明なしでは難しい物もあったので、その中でも比較的簡単な物を作りクレヨンで落書き。
子供がテンションが上がって落ちないようにとの配慮だろうが、窓が130cmくらいの高さにある為、小学生くらいにならないと 少し届かないかもしれない。
晩御飯
晩御飯は安定のキーマカレーとアヒージョ。
翌朝のホットサンドの具材にもなる優れものだ。
ナンは無印食品の物がオススメ!
水と合わせてこねるだけで簡単に本格的なナンを作ることができる。
合わせて読みたい!
平日の無料キャンプ場で中年男性が一人ぼっちでボウルを膝に抱えてナンをこねている記事はこちら。www.ebikani.co
さらにカレーだけでは栄養バランスが偏りそうな気がしたので(気のせい)、ステーキを網の上に放り投げる。
夕暮れ
サンセットを眺めながら食べるナンセット。
こんな素敵なポエムも、普段の日常生活では思いつきもしなかった事だろう。
こうして名残惜しい最後の夜は更けて行った。
3日目
今日は朝から曇りだが、撤収の事を考えると最高の天気である。こんな日は何かステキな事がが起こりそうな予感。
その予感は早速当たり、コーヒーをぶちまける。
さらに燻製用の土鍋が割れるという不幸イベントも発生。
宝探し
気を取り直して、楽しみにしていた宝探しをする事に。
受付に行き、300円を払い、指令所とマップを受け取る。
この指令所の中の謎を解けば、宝箱の隠し場所が分かるようになっている。
まるで競馬の予想でもしているかのように真剣な眼差しの少年。
場内には沢山の宝箱が落ちていて、その謎が全て解けた人は受付でキーワードを大きな声で言うと、豪華賞品があたるチャンスが待っている。
ちなみに少年はそのチャンスをものにする事は出来なかった。
撤収
チェックアウトの11:00が迫り、片付けを始めていたのだが、少年がタープを畳むのを手伝ってくれた。
それにより、撤収作業の時間が余計にかかるのはさておき、自主的に手伝ってくれる気持ちはとても嬉しい。
チェックアウト
受付に行き、最初に貰った場内マップを返却しに行くと、管理棟の中で広島はなのわ2020なるイベントを行っており、花吹雪を楽しませてもらった。
ここはチェックアウトが済んでも、場内で遊ぶのは自由である為、もう少し遊んで帰る事にした。
少し前までは私がブランコを押してあげていたと思っていたのだが、いつの間にか押せるようになった事にふと気づき、成長を感じる。
広場の中にあるモーモーカフェには美味しいと有名なソフトクリームが売っていて11時には開店するそうなのだが、私達が行った時には待てど暮らせど開かない。
途中で管理棟に電話をかけ、
『11時に開くと聞いていてまだ開かないんですが、私とヨメと子供がどうしてもソフトクリームが食べたいと言って聞かないんです!』
と切迫した状態を伝えると
『今から、開けます!』
と言われたのだが、なしのつぶて。
意地になり12時半まで粘ったのだが結局開く事はなかった。
その後、どうしてもアイスを諦めきれないと泣き叫ぶ私少年をなだめる為に、道中にある道の駅182さんわステーションに寄り、なんとかアイスをゲットして帰路についた。
まとめ
■一日では足りないくらいの充実したアクティビティー。
■テントとタープで一泊1,620円と良心的な値段設定。
■キレイな芝生の広大なフィールドは予想以上の開放感。
■とよまつ紙ヒコーキタワーはお子様連れにはオススメ!
■広場のモーモーカフェは開店を確認してから子供に伝えた方が良い。
念願の神石高原ティアガルテンは色々な遊び場が沢山あって、期待を遥かに上回る楽しい3日間となりました。
基本的には家族連れの方が多いキャンプ場で、特に小さな子供は牧場に放たれた羊のようにのびのびと遊ばせる事が出来ます。
キャンセル料もなく、連休はいつもいっぱいなので、早めの予約が良いと思います。
広島県と岡山県の間に位置し、交通の便は少し悪いですが、その分標高が700mと高いので、涼しい高原キャンプを楽しみたい方は是非行ってみてはいかがでしょうか。
以上、えびかにでした。
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コメント
『サンセットを眺めながら食べるナンセット。』山田くん、座布団2枚あげて(笑)
ブログを見てたら、もう一度行ってみたいなあと思いました。
自分も、もう一度行ってみたいなーと思っていて、今まさにリアルタイムでティアガルテンに来ています(笑)
いいなぁ~。またまたレポ楽しみにしております!!
おかわりキャンプ(笑)やっぱり、フリーサイトは開放的でいいよねー!