こんにちは、えびかにです。
初秋を迎え朝夕は大分凌ぎやすくなり、冬の足音が近づく中、皆さんは如何お過ごしだろうか。
私は夏だろうが秋だろうがお構いなしに相も変わらずキャンプである。
という事で今回は広島県世羅郡にある芦田湖オートキャンプ場へとやって来た。
芦田湖オートキャンプ場
大きなトンガリ看板が特徴的で見ただけでテンションがあがる看板。
国道432号から来ると左折してすぐ現れるので通り過ぎないように注意が必要だ。
なぜこんな事を言うかといえば、私が通り過ぎそうになったからにほかならない。
チェックイン
予約は15時〜翌15時で取っておいたのだが、少し早めに入ってゆっくりしようという事になりスーパーで弁当を買って12時にチェックイン。
今回は友人家族とグルキャンの為、炊事棟すぐ横の32番33番のサイトを借りた。
友人は15時チェックインとの事で、とりあえずタープを張ろうと思ったのだが、あまりに広過ぎて何処に張って良いか途方に暮れる。
意を決して張った場所は32番と33番を跨いだど真ん中の通常ではあり得ない場所。
確実に後で移設が必要になる事を薄々勘付いていたが、男たるもの一度口にした事を簡単に覆す訳にはいかないので、もう後戻りは出来ない。
先程買って来た弁当を広げ、昼食を取る。
そして昼食を取った後にテントを立てたのだが、やはり一度口にした事を簡単に覆す事になりタープの移設開始。
今日はタフスクリーンツールームにタープを連結してみようとこんな物を持って来た。
S字フックだ。
これをいつかのタープに付いていた延長ベルトに引っ掛け、ポールを使ってぷるぷるしながらタフスクリーンツールームのリビング上にあるポールに引っ掛ける。
延長ベルトの反対側に付いているバックルをタープに嵌めて、長さを調節したら完成。
小川張り風サイトの出来上がり。(小川キャンパルというメーカーが提唱するテントとタープの隙間をなくす設営方法)
そして、肝心のタープ下には日影が全く出来ないという悲劇に見舞われた。
もうほんと全然関係ない隣の31番サイトの方にかかる勢いで影を落としている。
太陽の方向を考えて設営しないとこうなるという事を皆さんは今日是非覚えて帰って欲しい。
ここテストに出ます。
その後は野球とサッカーで汗だくになるまで遊んでいた所で友人家族の到着。
友人の到着
昼間の気温はやはりまだ高く、少年と二人で野球やサッカーをしながら汗だくになって遊んでいると15:00丁度ぐらいに友人一家が到着した。
ここに最近少年がよくおもちゃにして遊んでいる笛がある。
変な人に声をかけられたらコレを吹くんだよと常々言っているのだが、友人が車から降りて来た瞬間にけたたましい音を立てて、まさかの
笛発動。
少年はドヤ顔で
『パパ!笛鳴らしたよ!』
『お、おう。。』
どうやら彼を不審者と認識したようだ。
以前も岩倉ファームキャンプ場で一緒に遊んだ事がある為、子供達は三人で仲良く遊んでいる。
左側のNEUTRALOUTDOORのGEテントが友人のテントで、かなりのオシャレキャンパーなのだが、実は今回でまだ三泊目というまだまだのびしろ十分な末恐ろしいキャンパーである。
テント設営や晩ごはんの準備をしていたらあたりも暗くなって来たので寒くなる前にシャワーを浴びる事に。
以前は敷地内に入浴施設があったのだが、現在は取り壊しており、4分100円のシャワーのみ。
男性用は二つあり、丁度両方空いていたので友人二人と子供三人で一気に浴びた。
一泊ではシャワーを浴びない事も多いのだが、敷地内にあると便利である。
シャワーを浴びてから晩御飯の準備を始めた。キャンプでヨメがよく作ってくれるおつまみ、キュウリのお茶漬けの素和え。
セリアで買った焼き鳥台が火との間隔がベストな距離で、焦げずにじっくり時間をかけて焼く事が出来てかなりの完成度だった。
あっという間に日が落ちてあたりは真っ暗に。
ここは山に囲まれているので日没は少し早いかもしれない。
お酒を飲んで談笑している大人達を尻目に、少年は友人の娘さんとしっぽり。
彼ののびしろも末恐ろしい。
『ねえねえ、彼女!1人?俺と一緒にメロンパン食べない?』
『え〜、どうしよっかな〜♪』
※会話はイメージです。
そのまま一緒に寝たいとか言い出したのでわが家のテントに少年と娘さんをヨメが引き連れて寝かしつけに行ってくれた。
二人共ユニフレームのファイアグリルを使用しており、折角なのでダブル焚火。
街灯が消え、消灯時間になった所で火消壺に薪を移して一日目を終えた。
二日目
翌日は六時半起床。少し肌寒く、気持ちのよい朝を迎えた。
早速火を起こし、朝ごはんの準備だ。
世間ではメスティンだかなんだか知らないが洒落た金属製の箱でコメを炊いているようだが、男は黙って
兵式飯盒
ラージメスティンでは3合半しか炊けないらしいが、兵式飯盒はなんと!4合も炊けるのだ。
因みにこの飯盒は私が小学生の頃から我が家にある由緒ある品で名前が彫ってある。
朝ごはんのメニューは目玉焼き、みそ汁、ししゃもの和風。
いつもホットサンドなのでこれはレアケースである。
午前中は野球やサッカー、たんぽぽを吹いたりしながらそこら中で子供たちは大騒ぎ。
これだけ広くてしっかりした芝生サイトだとどこにいても目が届くし、転んだりしても怪我の心配がないので安心してのびのびと子供達だけで遊ばせる事が出来る。
お昼ご飯は前回デビューしたエンボス鉄板が使いたくてしょうがないのでみんな大好き焼そば。
焼きそばが死ぬほど好きなのだが、最初に考えた人に国から何か褒美あげる事は出来ないだろうか。
そして朝に炊いた4合のご飯の残りで作っておいたおにぎりがあったのだが、
みそチーズを塗って焼きおにぎりにしたらうまいんじゃないか?
と余計な事を閃く。
その結果、このゴミのような食べ物が出来上がってしまった。
この物体を楽しみにしていた友人の5歳の娘さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら恐る恐る持って行くと、笑顔でありがとうと大人の対応をして頂いたのがせめてもの救いだ。
この悲劇を生み出した本人が残りの事態の収束に挑み完食。
昼食後はのんびりと撤収作業を行い、14:00過ぎには管理人さんに挨拶をして芦田湖オートキャンプ場を後にした。
まとめ
■芦田湖オートキャンプ場は開放感溢れる全面芝生サイトでとてもよいキャンプ場。
■不審者と間違えた方は悪くない、間違われた方が悪い。
■初めて作る料理は作る前に言ってしまって相手の期待値を上げない。上手くいってから初めて披露する。
■メスティンに対する憧れを捨てる。
以上、えびかにでした。
コメント
ここは広くて綺麗な芝生が良いですよね!
お風呂も好きだったんですけど、近くに「ふれあいの里」があるし、故障も多かったので仕方がないですね。
見渡す限りの広い芝生が最高ですね^^真ん中が開けているので開放感があって棲真山みたいですが、こちらの方が広くて気持ちがいいです。ふれあいの里は当初行く予定でしたが、ちょっとばたばたしそうだったんで、デイキャンでチェックインしてのんびり過ごす方を選択しました。