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【秋吉台オートキャンプ場】《キャンプレポ》子供とペアルックが出来る期間は意外と少ない

こんにちは、えびかにです。

久しぶりのキャンプレポをどう書いて良いか分からず気がつけば6月に入ってしまいましたが、今回はGWに行ってきた秋吉台オートキャンプ場のキャンプレポです。

今回はキャンプに行ったにも関わらず子供の写真ばかり撮っていたのでキャンプの写真はあまりなく、キャンプレポというより、もはや家族旅行の備忘録的なグダグダな記事になっていますので、その点はご容赦下さい。

  

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毎年恒例のGWキャンプ

今年もわが家の恒例行事となっているゴールデンウィーク中の2泊3日のキャンプに行く為に、激しい予約争奪戦の中で勝ち取った5月3日〜5日の天気予報は3日共全て雨。

えびかに
えびかに

ぐぬぬね…

しかし、今回予約したキャンプ場はキャンセル料がかからない為、毎日天気予報とにらめっこしながらぎりぎりまで粘った所、なんとか3日間とも曇り予報に変わったのであった。

  

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出発

今回向かうのは以前から何度も予約していながらも、天候に泣かされて行く事が出来なかった秋吉台オートキャンプ場。

カルスト台地の近くにあり、秋芳洞やサファリランド等の観光拠点として便利な上、場内には温泉までついているという高規格キャンプ場だ。

GW後半の初日という事で、車が多い事に加えて、事故渋滞に巻き込まれた私達は、朝の8時に広島を出たにも関わらず、キャンプ場のある美祢市に到着したのは13時過ぎであった。

最近サッカーにどハマりしている少年は、道中キャプテン翼のDVDをずっと見ていたので、到着までに時間がかかった事に対しては一切の文句を言わなかったのだが、カールハインツシュナイダーとの対決を目前にして到着した事に対しては少々ご不満気味だ。

このキャンプ場のチェックインの時間は15時。チェックインにはちょっと早いけれども、がっつり観光をするには若干足らないという中途半端な時間だったので、カルスト台地の展望台を少し歩いてからキャンプ場へ向かう事にした。

  

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カルスト台地

天気予報とはうって変わった快晴の中、張り切ってぐんぐん進んで行く少年の後を、年老いたロバのようにヨロヨロと付いて行く私とヨメ。

一通り回った所で、さっきまでは早くキャンプ場に行きたいと言っていたくせに、今度はまだここで遊びたいとダダをこねる少年を引きずるようにしてキャンプ場へと向かった。

  

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秋吉台オートキャンプ場

15:00前に到着するとチェックインを今や遅しと待ち構えているキャンパーの行列が出来ていた為、その列の最後尾に並んで10分程待った所で受付をすませ、案内されたB-2番サイトへと向かった。

青々とした芝生が広がり、隣との距離も程よいキレイなサイトだ。

2年生になった少年も最近は設営を手伝ってくれるので、役に立つようになってきたのだが、一心不乱にペグをハンマーで叩きつける彼を突き動かしている物は設営が終わるまでお預けのおやつだ。

   

1時間程である程度の設営が終わり、楽しみにしていたおやつにありつけた少年は、満足そうにカントリーマアムを口いっぱいに頬張っている。

えびかに
えびかに

いや〜、久しぶりのキャンプはやっぱり楽しいな〜

ヨメ
ヨメ

楽しいね〜

久しぶりのファミリーキャンプのせいだろうか。今回のキャンプはなぜかいつもよりもっと楽しい気がする。

足取りは軽く、心は踊り、まるで頭の中に陽気な音楽まで聞こえてくるような感覚を覚える。

いや、違う。

実際に何か聞こえてくる…

耳を澄ますと、どこからともなくサザエさんの名曲、『楽しい磯野家』がかすかに聞こえてくる。

なんだろう?

今日は日曜日でもなければ、18時30分でもないハズだ。

ひょっとしたらお隣ファミリーの息子さんが熱狂的なサザエさんファンで、キャンプ場の開放的な大自然の中、ロッキングチェアーを揺らしながら、大画面のプロジェクターで先週の録画番組を見ているのかもしれない。いや、そうに違いない。

少しだけ気になるので、もう少しボリュームを少し落としてもらうようにお願いをしようと思ったのだが、こういった時は言い方が難しい。

    

パターン①

えびかに
えびかに

もう少しボリュームを落としてもらえますか?

否。これはちょっとストレート過ぎる。

最近の子供はすぐにキレるので、至福の時間を邪魔された事に腹を立てて、鈍器のような物で殴られてしまうかもしれない。

   

パターン②

いっそ、こちらも負けずにキャプテン翼のDVDを大音量で流して大きな音は迷惑ですよと気付かせてあげるのはどうだろうか。

否、これは逆にこちらが迷惑キャンパーに成り下がってしまい、管理人さんに怒られる中年男性の姿が目に浮かんだので却下。。

   

パターン③

えびかに
えびかに

サザエさん面白いですよね〜私の推しはアナゴさんです。

あの叶恭子みたいなチャーミングなクチビルがたまりませんよね!

   

あ、もう少しボリューム落としてもらえますか?

完璧だ。

サザエさんが好きな事を伝える事により相手を油断させつつ、さらっとこちらの要望をお伝えするという諸葛孔明もびっくりの秘作を用意した私が、意を決してお隣のサイトへ向かおうとした時、突然ヨメの叫び声が聞こえた!

   

ヨメ
ヨメ

く・・熊っつっっ!!!

えびかに
えびかに

えっっっ!!!

キャンプ場に熊だと!?マズい!

突然の事に困惑しながらも、ヨメと少年を守らなければ!という思いに突き動かされ、咄嗟にそばにあった熊撃退スプレーを握りしめ、ヨメの元へと駆け寄った。

熊が出たという緊急事態にも関わらず、思いの他落ち着いているヨメが指をさす方へと視線を向けると、遥か遠くではあるが確かに熊がいるではないか。

しかし、よく見ると手前には柵があり、その近くを車がゆっくりと何台も通り過ぎている。

サファリだ。

設営に夢中で全く気づかなかったが、わが家が、3日間お世話になるサイトは、秋吉台サファリランドが目と鼻の先にあるサファリサイトだったのだ。

よくよく耳を傾けると『楽しい磯野家』も熱狂的なサザエさんファンがいるお隣のサイトからではなく、サファリランドの方から聞こえてくる。

勇み足で隣のサイトに突撃しなくて良かったとホッと胸をなで下ろしながらも、このあと3日間に渡り、エンドレスで流れる『楽しい磯野家』を聞かされる事に、この時はまだ気づいてはいなかったのである。

   

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ペアルック

キャンプ場内にクマがいなかった事にほっと胸を撫でおろしたのも束の間、のんびりする暇もなくサッカーがしたいという少年と一緒に広場へと向かった。

今日は朝からペアルック、もとい今の時代は双子コーデと言えばよいのだろうか。

親子だけど。

上から下まで全く同じ、イタい家族の代名詞とも言えるファッションに身を包み、無邪気にサッカーボールを蹴っている少年が『なんでこんな恥ずかしい格好をしなきゃいけないんだ!バカヤロー!』と私の向こうずねを蹴り飛ばすのは遠くない未来。

ならば少年が『家族でお揃いはまあまあイタい』と気付いてしまうその日まで、私は全力でお揃いを買い続けようではないか。

そんな限りある時間を有意義に過ごす為、キャンプ以外でも家族3人でお揃いを着ていたるするのだが、何かの拍子に少年がどこかへ行ってしまったり、服を汚して着替えられたりすると、『ペアルックをキメている初老の夫婦』という地獄の構図が出来上がるリスクと常に背中合わせである事を忘れてはならない。

   

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焚火

初日の夜は少し肌寒く、焚火にはもってこいの気温。

晩御飯を食べた後は焚火を楽しみながら、みんなでお絵描きをしていたが、少年はこんな時でもサッカーボールを肌身離さず持っている程、ドはまりしている事がうかがえる。

こんなに夢中になれる物がある少年をうらやましく思っていたのだが、よく考えたら私も肌身離さずカメラを持っている事に気が付いた。

   

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二日目

二日目の朝はワークマンのペアルックから始まる。

この日は朝からサファリランドへと向かったのだが、9:00の時点で餌やりバスはいっぱいで、しかたなく自家用車でサファリランド内へ突入。GWに餌やりバスに乗る為にはかなり早い時間から並ばなければならないそうだ。

    

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サファリランド

入口で渡されたタブレット端末に案内されながら、小一時間かけて場内を回る。

車の窓は当然開ける事が出来ない為、なかなか良い写真が撮れなかった中で、今日最高の1枚であろう、サイのおしりを貼っておきます。

   

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ふれあいコーナー

サファリランドを抜けると、動物ふれあいコーナーがあり、ヤギや馬、カンガルーの餌やり体験が出来るコーナーへと向かった。

しかし、連日の観光客による餌付けにより飽き飽きしたカンガルーは少年が嬉しそうに差し出したエサに見向きもしない。

動物ふれあいコーナーでカンガルーの心を開けず、がっくりと肩を落とす少年を連れて今度はサファリランド内にある遊園地へと向かう。

規模としてはさほど大きくないが、カンガルーの件によってキズついた心を癒やすには十分で、気がつけばあっと言う間にキャンプ場へ戻らなければいけない時間となった。

  

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晩御飯

キャンプ場へ戻ってヨメが晩ごはんを作っている間にサッカーをしていると、いつの間かに日が暮れて、あたりは薄暗くなってきた。

晩御飯は少年の大好きな煮込みハンバーグ。

  

デザートにマシュマロを焼いて食べた後、疲れきった少年はあっと言う間に寝袋へ潜り込んでしまった。

   

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三日目

天気予報通りに夜中に降った雨も朝方には止み、少し肌寒い曇り空。

タープはまだ雨に濡れていたが、風があるお陰でさほどびしょ濡れではない。

今日も一日中天気は不安定だという予報だったので、朝ごはんをかきこむとすぐに撤収作業を始めた。

  

バタバタしている横で、少年はヒマそうにサッカーボールと戯れている。

曇天の中、雨が降りだす前に急いで撤収しようと、少し湿気たテントを大急ぎで片付け終わり、時計を見ると9時30分。

幸いにも雨に打たれる事はなかったのだが、全ての片付けを終え、車に乗り込んでふと空を見上げると、雲の隙間からおひさまが顔をのぞかせていたのであった。

おしまい。

コメント

  1. ゆうにん より:

    天気も何とかなって結果オーライのGWキャンプになったじゃないですか~(*^^)v
    我が家も一度、違うキャンプ場ですが
    秋吉台、サファリ(遊園地付き)のコースでキャンプに行きました。
    子供たちも小さかったですし思い出すとお父さん涙出そうです(笑)
    そしてその子供たちとのペアルックもちょくちょくしてましたが
    イタくても「期間限定!」
    服に自我が芽生えるまで、ガンガンお揃って下さい!

    • えびかに えびかに より:

      おお!ゆうにんさんもペアルッカーでしたか!(ペアルッカーって何?)
      3人で着続けていれば、少年も多分おかしい事に気づかないと思うので、ギリギリまで誤魔化し続けますよっ!(笑)