こんにちは、えびかにです。
とある週末の朝、マンションのエントランスで時々見かけるが、挨拶程度くらいしかしない四十代半ばくらいの品の良い男性がいた。
よく見ると腰に竹で出来たビクをぶら下げている。
少し気になって声を掛けてみた。
私「魚でも採りに行くんですか?」
男性「いえいえ、ちょっとどじょうをね。」
少し低めの落ち着いた声で愛想よく返事をしてくれた。
私「ああ、どじょうですか。お気をつけて^^」
その次の週末。偶然にもまたその男性とエントランスでばったり出会った。
私「今日もどじょうですか?」
男性「ええ、今日もちょっとすくいに。」
私「釣るんじゃなくて、すくうんですか!?」
男性「ええ、中々楽しいですよ。」
屈託のない笑顔で男性はそう返す。
男性の手元をよく見ると、前回は持っていなかったザルを手に持っている。
私「お気をつけて。」
さらにその次の週末。
もう偶然ではありません。気になって気になって、私は完全に会いに行っています。
ドキドキしながら待っているとエントランスに腰からビクを下げて、手にはザルを持ち、ほっかむりをして鼻と口の間に二本の割りばしを突っ込んだ四十代半ばくらいの品の良い男性が現れた!!!
と、まあこの話はフィクションなのだが、実際こんな人がいたら
あの男性、どじょうすくいが好きなのは分かるけどちょっと行く頻度や装備が異常じゃない?
と私は思う。いや、どじょうすくいをしない殆どの住人がそう感じると思う。
しかし、どじょうすくいヤー側からすれば別段不思議な事ではないかもしれない。
どじょうすくいをキャンプに当て嵌めてみる。
毎週のようにキャンプ道具を積み下ろしして、どんどんギアが増えている我が家の姿を見たマンションの住人の方が
あそこのご家族、よくキャンプに行くようだけどちょっと行く頻度や装備が異常じゃない?
と思っているような気がして、被害妄想が止まらない。
しかし、これもキャンパー側としては別段不思議な事ではない。
やはり趣味というのは凝って来ると他人から理解を得るのは難しくなってくる物のかもしれない。
こんなくだらない事を思いながら、今日は先日来たばっかりのNEWギアを試しに行く為に、少年を保育園に放り込んでどじょうをすくいに行こうと思う。
今週は月、金とソロでデイキャンプに出撃。そして明日からは一泊でファミキャン予定だ。
えびかにさん今週は仕事が3日でキャンプが4日って
異常じゃない?
と思ったそこのあなた!
あなたは正常です。
分かっていても、はたから見たらどじょうをすくいに行っている様に見えても抜けられないのがキャンプ沼です。。
以上、えびかにでした。
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