こんにちは、えびかにです。
目が覚めると、えも言われぬ倦怠感と頭痛に襲われた。
今日は待ちに待った岩倉ファームパークキャンプ場へ行く日であり、目覚めと同時にテンションは否が応でも上がるはずなのだが何かがおかしい。
朦朧とする意識の中で少しづつ記憶を呼び覚ます。
ううっ!思い出そうとすると頭がっっ!!
なんだ、これは?
少しづつ思い出して来たぞ・・
たしか、仕事が終わって・・
ハッ!!
思い出したっ!
昨晩仕事が終わって友人と居酒屋に飲みに行き、家に帰ってからも調子に乗って飲んだ末に酔っ払ってヨメに呆れられた所まではっきりと思いだしてしまった。
幸いにも今日の出発は昼食後の予定だった為、麦茶がぶのみ作戦で出発までになんとか体調を取り戻す。
キャンプ場に着いたのは14:00頃だった。ここは木陰の多いキャンプ場なのだが、すでに車が乗り入れ出来るフリーサイトは満員だったので一番奥のバーベキュー広場に設営する事に。
ここのキャンプ場はチェックインは朝8時から、チェックアウトは日が変わるまで。
しかも料金は一人一日400円とくれば、行かなければ損である。
ここへ来るのは三回なのだが、ことごとくトラブルがあり、未だに宿泊出来た事がない。一回はテントを張る事すら出来なかったのでカウントしていないが厳密に言えば四回目だ。
前回の記事はこちら。
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全面芝生の広場で木陰は全くないが、開放感があり、タフスクリーンがよく映える。
テント設営で失った水分補給をしようとクーラーボックスに入れた手に運悪く触れたのはキンキンに冷えたアサヒのスーパードライ。
本来であれば昨日の深酒を反省し麦茶一筋で行かなければならない所だが、一度手に触れたら取らないと失礼にあたる気がして、仕方がないのでグビグビいきながら横に目をやると、ポテトチップスの妖精が現れた。まだ昨日の酒が残っているのかもしれない。
今日の最高気温は30℃。
テント設営後はひとっ風呂浴びた様に汗だくになったのでヨメと少年の三人で川に行った。
写真でもわかる程透き通っている。
少年と二人でひっしになって魚を網ですくったのだが一匹のみという体たらく。それでも少年は大喜びしてくれた。
このキャンプ場には尋常ではない数のてんとう虫がいて、少年が嬉しそうに何匹も捕まえていた。
実はわが家の少年はキャンプを始める前は、虫が大嫌いだった。
車の中に小さな虫が飛んでいると泣き叫び、停車して逃がさなければ収まらなかった。
またある時は腕に蚊が止まると固まって泣き叫び、私が叩くまで血を吸われ続けていた。
そんな弱虫少年が今や、生き物に興味を示して自ら率先して触りに行く姿を見て本当に成長を感じ、キャンプのお陰で虫嫌いを克服出来た事に感動しているので次のビールを開放してもいいでしょうか?
さて、今日の晩ごはんは旦那がポンコツになっていた昨晩にヨメがちゃんと仕込んでくれていた、焼き鳥だ。
後ろめたい気持ちも感じながらビールとの相性が良すぎて止まらない。
ダッチオーブンで冷凍ピラフを炒め、仕上げにバターを投入。
これは食べ放題の居酒屋であればお代わりするレベルの旨さだった。
出発が遅かった為、あっと言う間に夜になったのだが、いつもは疲れてご飯を食べたらすぐにテントで寝てしまう少年が今日は珍しく眠くないそうで、三人で夜の焚火を楽しんだ。
日中は30℃まで気温が上がっていたのだが、夜はかなり気温が下がり、寝袋にくるまらなければ厳しい寒さとなった。
これから本格的な夏になると、夜は寝苦しくなりそうなのでこのぐらいが良いのかなと思いながら初日は終了。
後編へ続く。
コメント
キンキンに冷えたビールを触れてしまったならしょうがないですね^ ^
それにキャンプをする度に成長や克服している息子をみるとやっぱり感動しますよね、『ちょっと前までは……』なんて思ってしまいます。そりゃお酒もすすみますね♪